【PMSでお悩みの方へ】
2017年02月22日
こんにちは!入間市扇町屋通りの、しかくら整骨院です!
しかくら整骨院では、骨盤矯正やはり施術も行っており、様々な不調でお悩みの方がご来られます。
骨盤の歪みや肩こり・腰痛などはもちろん、自律神経に不調や原因不明の全身の重だるさにお悩みの方、頭痛や不眠にお悩みの方など、不調の種類は多岐にわたります。
中でもPMSでお悩みの方は多く、当整骨院でも施術をさせて頂いています。
今日はPMSについて「そもそもPMSって何?」や「どんな不調があるの?」「施術としては何をするの?」等をご説明したいと思います。
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〈PMSとはどの様なものでしょうか?〉
月経予定日の10日~1週間前くらいから、心身共に様々な不調を引き起こしてしまう状態です。
ちょっとしたことでイライラしたり、否定的になったり、急に不安になったり、落ち込みやすくなったり、集中力が無くなったり、頭痛やむくみに悩まされてしまう等の不調が周期的に生理前に現れます。
生理が始まるとこのような不調は消失、もしくは軽くなる事が多いのが特徴です。
このような不調は、女性なら生理前に大なり小なり起こりえます。
自覚されているか否かの問題だけでも、女性の8割程度の方が何らかの不調があると考えられています。
様々な不調として、身体的・精神的なものが同時に複数現れる人が多いようです。
同時に複数に身体的・精神的不調が現れてしまう為、不調が強い方ではお悩みになってしまう方が多くいらっしゃいます。
PMSの方の中でも10人に1~2人は日常生活に支障をきたす程、不調が強く出てしまう方もいます。
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〈PMSが起こる原因〉
PMSは1931年にはじめてその概念が提唱され、欧米では心理学や精神医学、人間科学など多岐に渡る分野で研究がされてきました。
しかし現在に至っても、PMSが起こってしまう原因は解明されていません。
原因には諸説ありますが、現在では体内のホルモンバランスの乱れが体の不調を引き起こしていると考えられています。
排卵から生理へとホルモンバランスが変化する時、体がホルモンの変化に対応しきれず、心身とも不安定になってしまうという事です。
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〈PMSの主な原因〉
●女性ホルモンの急激な増減によるもの
→エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)などの分泌量が急激に増加する為
●セロトニンの分泌異常によるもの
→脳内に神経刺激を伝達するセロトニンが、生理の前にバランスを崩す為
●自律神経の異常によるもの
→自律神経の異常が、各種ホルモンのバランスを崩す為
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ホルモンとは、脳の下にある脳下垂体という部分や、特定の臓器で合成され分泌します。
PMSとは、基本的にはエストロゲンとプロゲステロンの分泌異常により発生してしまうと考えられています。
また、エストロゲンとプロゲステロンの分泌異常があると、脳内にあるセロトニンが混乱し、セロトニンの分泌異常を起こし様々な心理的トラブルが発生してしまうのではないかと考えられています。
セロトニンの低下については、ストレスが原因の一つになっているのではないかとも言われています。
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〈PMSにより起こる様々な不調として〉
PMSの不調には、身体的なものと精神的なものがあります。
毎月、生理前にだけ以下のような不調が出るのであればPMSの可能性があります。
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〈主な身体的症状〉
・頭痛 ・耳鳴り ・のどの違和感 ・肩こり
・味覚の変化 ・関節痛 ・腰痛 ・下腹部痛
・眠気 ・不眠 ・めまい ・便秘 ・下痢
・体がだるい ・吐き気 ・むくみ ・肌荒れ
・のぼせ ・ほてり ・おりもの ・胸が張る
・冷え性 など
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〈主な精神的症状〉
・情緒不安定になり涙もろくなる ・無気力になる
・家族や友人、恋人とケンカしやすくなる
・理由なく憂鬱になる ・子供にきつくあたってしまう
・感情的になりやすい ・すごく落ち込む事がある
・人づきあいが面倒 ・すぐにイライラする
・集中できず判断力がにぶる ・否定的になる
・性欲が以上に増進、減退する など
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〈PMS(月経前症候群)が強い人の特徴〉
□律儀 □真面目 □几帳面 □執着心が強い
□完璧主義 □負けず嫌い □自分に厳しい
□依存が強い物がある(食、酒、たばこ、恋人、友人など)
□嗜好品の量が多い(酒、たばこ、コーヒー、甘い物など)
□妄想癖がある □コンプレックスが強い □自我が強い
□こだわりが強い □何事も我慢するタイプ
□普段あまり感情を外に出さない □生活が不規則(夜勤、徹夜など)
□不定愁訴がある(頭痛、不眠、冷え性、疲れが取れない、体がだるい)
□自律神経のバランスが悪い □ストレス疾患を患った事がある
□生理はわずらわしいものだという認識が強い
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異常の項目が生理前に5個以上出る方は、PMSの黄信号です。
10個以上の場合は赤信号なので注意が必要です。
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〈PMSに対する施術〉
一般的な婦人科や心療内科では、低用量ピルや薬物による対処が中心となります。
低用量ピルは効果は即効性ですが、副作用が強く出る場合があります。
ホルモン剤は効果は実感しやすいですが、体への影響が大きくなってしまう事もあります。
頭痛があれば頭痛薬、気持ちが悪ければ制吐剤などの、不調に対応した薬です。
不調への対処なので、根本的に回復するわけではありません。
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〈しかくら整骨院のPMSに対する施術〉
PMSの原因は、①女性ホルモンの異常、②セロトニン分泌異常、③自律神経障害である可能性があります。
しかくら整骨院でも、この3つの原因に対して施術をしてきます。
この3つの原因を引き起こしてしまう根本的な原因は、精神的なストレスや身体のバランスの乱れだと考えています。
体のバランス(筋肉のコリや筋膜の歪み、体全身のバランスの乱れ)を改善し、まずは体の外の不調を治します。
体の外の不調を改善するには、『骨盤矯正』や『マッサージ』が有効です。
骨盤矯正でお体の歪みを正し、筋肉・筋膜の歪みを取り除きます。
体の歪みが改善されれば、体の外の不調が無くなりストレスが軽減されます。
またストレスに対するの施術も重点的に行い、女性ホルモン、セロトニン、自律神経の乱れを整え不調を回復に導きます。
ホルモン乱れや自律神経の不調への施術には、『はり治療』が効果的です。
お一人おひとりの不調をお聞きし、適切なはり施術を行う事によりホルモンバランス、自律神経の乱れを回復します。
はり施術が苦手な方は、骨盤矯正だけでも骨盤内の血流が改善し、自律神経のバランスが回復しやすくなるのでお勧めです。
しかくら整骨院では、『はり治療』と『骨盤矯正』でPMSを施術していきます。
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〈施術の回数や頻度について〉
女性ホルモンや自律神経の乱れは、すぐに良くなるものではありません。
少しずつ体質改善を行い、不調を出にくくし最終的には回復に導きます。
2~3回の施術で効果が現れる方もいらっしゃいますが、そのような方は残念ながら稀です。
通常、1週間に1回程度の施術をして頂き、徐々に体質の改善を図っていきます。
施術期間は個人差が大きいのですが、当院の施術実績ですと約8割の方が3か月~半年位で回復していきます。
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人の体は変わります。
変える事は出来ますが、1週間で劇的にダイエットする事が出来ないように、1週間筋トレを頑張ったからといってムキムキにはならないように、体を変えるのには時間がかかります。
今つらい不調は薬などで対処して頂き、お体を根本的に変えていき不調が出ずらい体に変えていく事が重要だと考えます。
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〈PMSにつかうツボの一例〉
「内関」・・・・手の平側の手首の横じわの中央から指3本分肘に行ったところ。(自律神経のバランスを整えます)
「公孫」・・・・足の内側の中央で、土踏まずの1番高くなったところ。足の甲と足の裏の境目。(婦人科系疾患の特効穴)
「三陰交」・・・内くるぶしの出っ張りから指4本分上の骨の際のところ。(婦人科系疾患の特効穴)
「百会」・・・・頭のてっぺん。(ストレスの緩和)
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〈PMSに対するセルフケア〉
先ずは規則正しい生活を送ることを心がけて下さい。
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①食事
食事については、脂っこい物や甘い物の取り過ぎ、塩分の過剰摂取は良くありません。
過度な食事制限をする事もいけませんが、3食バランスよく食事をする事が大事です。
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②運動
有酸素運動と適度な筋力トレーニングを行うと良いでしょう。
有酸素運動は、疲れないようにできれば毎日行う事が望ましいです。
筋力トレーニングは、週に2回程度行う事が理想的です。
重要なのは無理をしない事です。
無理して頑張り過ぎても良くないので、疲れた日や気分が優れない時は休みましょう。
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③体を温める
体を冷やすと交感神経の緊張が亢進し、ストレスを溜める方向に働いてしまいます。
お風呂などにゆっくり浸かり、その日の冷えを取り除きましょう。
その時に、熱すぎる風呂は厳禁です。
気持ちが良く入れる位の温度にして下さい。
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④ストレスを積極的に発散する
PMSには、ストレスが大きく関与しています。
ご自身で、積極的にストレスを発散する事が良いでしょう。
ストレス発散の方法として、一つのストレス発散方法にこだわらず、色々な方法でストレス発散を行う事が良いと言われています。
一点注意して頂きたいことが、自分への買い物ではストレスは発散されないという事です。
「自分の為に買い物をしてしまった」というのが罪悪感になり、ストレスになるそうです。
他人の為にプレゼントするのは、ストレス発散になるそうですよ。
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⑤月経を前向きに受け入れる
月経は女性だけが持つ、古い血液を外に排出し、骨盤が開閉する事で痩せやすくなるチャンスです。
月経をわずらわしいもの、嫌なものと捉えるのではなくきれいになれるリセット期とし、月経前はリラックスし終わったら運動などを楽しむなど、心の余裕をもって頂けると良いでしょう。
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〈PMS(月経前症候群)でお悩みの方へ〉
ほとんどの女性が、月経前には何らかの不調を抱えていらっしゃる事でしょう。
「これくらいの辛さは我慢しなきゃ」などと思って我慢を重ねてしまうと、大きな不調になってしまう事も少なくありません。
生理前の辛いご調を回復し、ご本人様が明るく生活を送れる様にサポートをさせて頂ければと思っています。
お体の不調やお悩みは、我慢せずにご相談下さい!
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〈入間市しかくらの『はり治療』についてはこちら〉
〈入間市しかくらの『骨盤矯正』についてはこちら〉
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しかくら整骨院 代表 鹿倉孝太(柔道整復師、はり師・灸師、あんまマッサージ指圧師)