【背骨の横の歪み=側弯症についての施術=】
2021年03月10日
こんにちは!入間市扇町屋通りの、しかくら整骨院です!
しかくら整骨院は、様々な不調でお悩みの方にご利用いただいております。
「慢性的な肩こりで悩んでいる」「繰り返しぎっくり腰になってしまう」「頭痛がなかなか治らない」「午後になると足のむくみが辛くなる」「寝つきが悪く熟睡できない」など、色々なお悩みの方が来られます。
様々なご状態を見させて頂く中で、ご不調が出てしまう原因の一つに「背骨の歪み」や「骨盤の歪み」がある事があります。
「背骨の歪み」や「骨盤の歪み」と整えると、肩こりや腰痛はもちろん、辛い頭痛や足のむくみ、不眠や自律神経のバランスにも良い影響を及ぼしてくれることがあります。
背骨の歪みには前後のバランスの歪みと、左右のバランスの歪みがありますが、今回は左右のバランスの歪み(=側弯症)についてご説明したいと思います。
〈背骨が横に歪んでしまう側弯症(ソクワンショウ)とは?〉
人の背骨が柱状につながった状態を、脊柱(セキチュウ)と呼んでいます。
人の脊柱は首の骨が7個、胸の骨が12個、腰の骨が5個、仙骨、尾骨から成り立っています。
正常な脊柱は、横から見ると首が前に胸が後ろに、腰が前に曲がっています。これを「生理的弯曲」と呼んでいます。
脊柱を後ろから見た時には、正常な脊柱は真っすぐになっています。
しかし、後ろから見た時の脊柱が左右に曲がってしまっている場合、このような状態を側弯と言います。
〈側弯症の分類〉
側弯は大きく、「機能性側弯」と「構築性側弯」の分かれます。
〈機能性側弯〉
何らかの原因により一時的に生じた側弯状態で、側弯状態になってしまう原因を取り除けば側弯は改善します。
特徴としては弯曲が軽度な事で、姿勢の矯正などで側弯状態が改善します。
脊柱の左右への回旋や、変形は認められません。
機能性側弯になってしまう原因としては、
①姿勢不良によるもの
②痛みを回避するために起こるもの
③骨盤の傾きのズレ
④下肢の関節の柔軟性に左右差がある
などが考えられます。
これらの原因で起こる側弯のどれもが、骨盤矯正・姿勢矯正による施術で改善が可能です。
〈構築性側弯〉
脊柱の捻じれ(回旋)を伴った、脊柱の側方への弯曲であり、脊柱は捻じれて軟骨や椎間板の変形を認めます。
先天的なもの(生まれつき)が多く、先天的に側弯になってしまっている状態は、姿勢矯正では改善しません。
側弯の程度も、大きくなってしまう事が多くあります。
構築性側弯症になってしまう原因としては、
①先天性のもの
②神経の病気により筋肉が麻痺してしまい側弯になってしまうもの
③筋肉の病気
④神経線維腫症という病気によるもの
⑤血管や結合組織によるもの
などがあります。
構築性側弯自体は姿勢矯正では改善する事が出来ませんが、構築性側弯があると機能性側弯が助長されてしまい側弯の状態が悪なってしまう事があります。
後からの機能性側弯になってしまった部分は、姿勢矯正で改善する事が出来ますので、今の状態よりは改善する可能性はあります。
〈側弯が体に与えてしまう影響にはどの様な事があるのか〉
側弯の程度やタイプや部位、年齢などにより、引き起こされてしまう状態にも差があります。
ここでは、一般的な状態についてご説明致します。
①痛み
側弯があると、腰痛や背中の痛み、肩こりなどの症状が長引いてしまいます。
また、このような状態が発生しやすくなり、痛みの程度も強くなってしまう事も問題です。
特に腰痛に関しては、痛みが強くなってしまう傾向にあります。
②神経状態
一般的には手足のしびれなどの神経の変化は、起こりずらいとされています。
構築性側弯で、神経が原因で側弯になってしまうものや、強度の側弯があり神経を圧迫してしまうものは、神経の変化が出てしまう事もあります。
機能性側弯では、側弯状態のために筋肉の緊張が強くなりすぎてしまい、神経や血管を圧迫してしびれが出てしまう事もあります。
③呼吸器に関する変化
よほど強度の側弯状態が無い限り、呼吸器や内臓への影響は考えられません。
構築性側弯で強度の側弯状態になる場合は、悪い影響も考えられます。
④外見と心理的ストレス
側弯になってしまうと、外見上の左右差が起こる事が多くあります。
軽度の側弯では、パッと見ただけでは分からないのですが、側弯状態が強くなっていくと外見上分かるようになってしまいます。
女性は美容や洋服に変化が起きてしまうので、精神的なストレスにもなってしまいます。
〈しかくら整骨院の側弯に対する施術〉
しかくら整骨院では、背骨の歪みや骨盤の歪みに対して、『姿勢矯正』と『骨盤矯正』を行っています。
どの部分の筋肉や骨が悪くて背骨に悪影響を及ぼしているかを見極め、まずはマッサージにて骨の周りの筋肉の柔軟性を高めます。
その後、姿勢矯正にて背骨の歪みを改善していきます。
骨を支えているのは筋肉です。
まずは筋肉の柔軟性を高め、骨が良い位置に動きやすくしてあげて、その後に背骨の矯正をすると効果的で歪みが再発しずらくなります。
背骨に歪みがある場合、必ず骨盤の歪みも多少はありますので、骨盤の歪みにも着目し施術をしていきます。
局所的な不調には、温熱施術や電気施術、けん引施術などの物理的施術が効果的なので合わせて行います。
側弯で様々なご不調が出てしまいお悩みの方、側弯を少しでも改善されたい方は、一度、入間市しかくら整骨院にご相談下さい!
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しかくら整骨院 代表 鹿倉孝太(柔道整復師、はり師・灸師、あんまマッサージ指圧師)