【指や手首の痛み『腱鞘炎・バネ指』について】

2016年03月2日

 

こんにちは!入間市扇町屋通りの、しかくら整骨院です!

 

指や手首の痛みでお悩みの方は沢山いらっしゃいます。

 

当整骨院にも、手首が痛くてご来院される方が多くいらっしゃいます。

 

『捻った』や『ぶつけた』などで痛めてしまったので無く、手首に痛みが出てしまう場合、それは腱鞘炎かもしれません。

 

腱鞘炎になってしまうと、仕事や家事、育児に多大な影響を与えかねません。

 

それでは腱鞘炎とは、どのような病気なのでしょうか。

 

 

〈腱鞘炎とはどんなもの?〉

 

そもそも、『腱鞘(ケンショウ)』とは何なのでしょうか?当然ですが正しく説明できる方は、あまり多くないと思います。

 

腱鞘とは、腱を取り巻いてるクッションの様なものです。

 

腱とは、筋肉と骨をつなぐ固いゴムのようなものです。

 

使いすぎにより腱鞘に過度の負荷がかかり、腱鞘に痛みが起きることを『腱鞘炎』といいます。

 

手の親指の付け根や、中指の付け根、手首の親指側などに起こりやすいのですが、腱鞘は体に沢山あり、使いすぎにより色々な所に『腱鞘炎』が起こることがあります。

 

代表的な腱鞘炎は『ド・ケルバン病』『バネ指』です。リウマチや痛風でも『腱鞘炎』は起こりやすくなります。

 

 

〈ド・ケルバン病について〉

 

親指の付け根にある腱鞘が、炎症を起こすことによる病気です。(正確には、長母指外転筋と短母指伸筋の腱が、橈骨茎状突起の溝を通る事によりおこります)

 

親指の使いすぎにより起こり、親指を動かすと強い痛みが生じます。

 

産後のママや更年期の女性にも多く生じます。産後のママで、特に初めてのお子様の時に起こりやすくなります。

 

赤ちゃんの抱っこに慣れていない為です。

 

手の使いすぎやスポーツや指を良く使う仕事の人にも多いのが特徴です。

 

=ド・ケルバン病の診断=

フィンケルシュタインテスト

親指を手の中入れて手を握り、手を小指側に曲げます。痛みが出れば陽性です。

 

 

〈バネ指について〉

 

手の指の付け根の腱鞘が、痛みを起こします。

 

手の使いすぎにより発生します。

 

腱鞘炎がひどくなり、腱がはれて状態がさらに悪化すると、引っ掛かりが生じ『ばね現象』が起こります。

 

これを『ばね指』と呼びます。

 

更年期の女性に多く、産後のママにも多く生じます。

 

手の使いすぎやスポーツによるもの、指を良く使う仕事の人にも多いのも特徴です。糖尿病やリウマチ、透析をしている患者様にもよく発症してしまいます。

 

どの指にも発症してしまう可能性がありますが、特に親指、中指に多く、薬指、小指、人差し指にもみられることがあります。

 

 

〈腱鞘炎・バネ指の施術方法〉

 

腱鞘の痛みを抑えるために、ご状態に合わせてアイシングや温熱施術・電気施術を行います。

 

また、痛みの強い『腱鞘炎』や『ド・ケルバン病』、『バネ指』には超音波施術が有効です。

 

超音波施術で腱鞘の深部まで温熱を届けて、状態の改善を目指します。

 

また、痛みが強く動きに制限がある方は、固定をして強い痛みを抑える場合もあります。

 

腱鞘炎になってしまう根本的な原因が、筋肉の硬さや柔軟性の低下にある場合は、腕のマッサージをして指や手首にかかる負担を軽くすることも大事です。

 

 

腱鞘炎は、何もしないとなかなか良くならない場合もあります。

 

お困りの方は、一度しかくら整骨院にご相談下さい!

 

 

 

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しかくら整骨院 代表 鹿倉孝太(柔道整復師、はり師・灸師、あんまマッサージ指圧師)

 


 

 

 

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