スポーツをしていて「膝が痛い!」《ジャンパー膝》とは?(原因と施術方法・予防)】

2016年09月21日

こんにちは!入間市扇町屋通りの、しかくら整骨院です!

しかくら整骨院には、膝の痛みでご来院される方が沢山いらっしゃいます。

膝の痛みの中の一つに、『ジャンパー膝』があります。

ジャンプ動作を繰り返すスポーツ(バスケットボール・バレーボール・ハンドボール・陸上競技のジャンプ選手など)で、膝のお皿の上や下が痛くなってしまうのは、ジャンパー膝かもしれません。

【ジャンパー膝とはどんなもの?】

ジャンプなどを繰り返し行う事により、膝蓋骨(膝のお皿)の上や下の靭帯部分に炎症が起こり、痛みを生じるお怪我です。

原因としては、ジャンプしてからの着地動作の時に、大腿四頭筋(太ももの前の筋肉)が収縮し、膝蓋靭帯(膝の皿の下の靭帯)に大きなストレスが何度も加わる事によります。

発症部位としては、膝蓋骨の下に痛みが生じる場合が約2/3(狭義のジャンパー膝)、膝蓋骨の上に痛みが生じる場合が1/3あります。

10代前半のスポーツ選手にみられる、膝蓋骨の骨端症であるラーセン・ヨハンソン病やオスグット・シュラッター病は、ジャンパー膝の一種と考えられます。

【ジャンパー膝の分類】

ジャンパー膝は状態により、4期に分類されます。

第1期:スポーツ活動後のみに痛みがある。

第2期:練習初期の痛み。ウォームアップ後には痛みが回復。スポーツ活動終了後に痛みが再発。

第3期:運動中・後の痛みにより、スポーツ活動制限又は不能。

第4期:靭帯の完全断裂。

第4期まで我慢してスポーツを続ける事は稀ですが、一生懸命で真面目な子ほど、痛みが酷くなってから施術をしに来院する事があります。

痛みは我慢せずに、早期に施術した方が直りも早く、運動のパフォーマンスも損なわれません。

痛みが出たら無理をせずに、早期に施術を開始しましょう!

【ジャンパー膝になってしまったら】

膝のお皿の上や下の圧痛、脛骨粗面(スネの前の出っ張り)の圧痛、運動時の痛み、局所の腫れが特徴的です。

痛みが長期化している施術例では、大腿四頭筋の筋力低下や膝くずれを生じる場合もあります。

【ジャンパー膝の施術と予防】

痛みが強い場合はスポーツの一時中断が好ましいでしょう。

痛みが強い場合には、まずはアイシングを行い急性の痛みを抑えます。

状態によってはテーピング固定も必要になります。

急性の炎症が収まったら、物理的施術(電気施術や温熱施術、マッサージなど)を行い、炎症の回復・鎮静を図ります。

局所の痛みを抑える事はもちろん重要ですが、大腿四頭筋が硬くなってしまっていると膝蓋靭帯に過度に負担がかかりますので、大腿四頭筋の柔軟性を高めるマッサージや運動ストレッチなどを行う事も重要です。

予防としては、大腿四頭筋の柔軟性を高めるストレッチを行う事が大事です。

ジャンパー膝は、様々なご年齢の方に起こりえます。

最近では、スポーツは学生さんだけのものではなく、一般の方々も色々なスポーツを愛好されています。

ジャンパー膝になってしまったら、施術はもちろん大事ですが、ならない予防はもっと大事だと思います。

ジャンパー膝に限らず、スポーツ傷害になってしまったら、しかくら整骨院にご相談下さい!

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しかくら整骨院 代表 鹿倉孝太(柔道整復師、はり師・灸師、あんまマッサージ指圧師)

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