【お子様の腰痛についての解説】入間市しかくら整骨院
2018年09月19日
こんにちは!入間市豊岡にある、しかくら整骨院です!
「お子様の腰痛」で、お困りではありませんか?
『子どもに腰痛なんてあるの?』と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、お子様にも腰痛は起こります。
中学生や高校生は部活などで運動を頑張り過ぎて腰を痛めてしまう事もよくありますし、小学生でも腰を痛めてしまう事があります。
今回は、子供に起こりえる腰痛についてご説明致します。
〈お子様に起こる腰痛の主な原因〉
お子様にはお子様の、腰痛になってしまいやすい原因や状態があります。
お子様は筋肉や関節が柔らかいので、スポーツ等での過度の負荷がかかると炎症が起きて痛みが出やすくなってしまいます。
また、お子様の腰痛で多い状態としては、
①腰椎分離
腰の骨の関節の一部が剥がれてしまい、痛みを生じる状態です。
子どもの腰痛の原因で、よく知られている原因だと思います。
この原因も、スポーツなどで腰を使い過ぎてしまった為、腰の関節の骨の部分が疲労骨折を起こしてしまう事により起こってしまいます。
特徴としては、運動時の腰痛や腰を後ろに反る動作での痛みの誘発、悪い側へ腰を曲げたりひねったりした時の疼痛誘発があります。
起こってしまったら、基本的には安静を保ち、電気施術などを行います。
スポーツにより腰椎分離を起こしてしまった場合には、該当スポーツの中止を含めての安静が必要です。
(腰椎分離について、詳しくはこちらのページをご覧ください→腰椎分離・分離すべりについて)
②腰椎椎間板ヘルニア
腰の骨の間にある椎間板というクッションが、腰の使いすぎにより圧迫されてしまい、クッションの中のゼリーの様なものが飛び出て神経や血管を圧迫して痛みやしびれを生じてしまう状態です。
10歳以下のお子様に起こる事は稀で、多くは10歳以降の中高生に起こります。
実は私も高校生の時に、バスケットをしていて軽度のヘルニアになってしまいました。
痛みが強く出る事もあり、ヘルニアの出てしまっている部位によっては、腰を曲げたり伸ばしたりすると痛みが増強されてしまいます。
(腰椎椎間板ヘルニアについて、詳しくはこちらのページもご覧下さい→腰椎椎間板ヘルニアについて)
③脊柱側弯
腰痛として側弯が発見される事はあまりありませんが、腰痛を訴えるお子様に側弯がある例があります。
側弯は背骨に横の歪みが生じてしまい、お体の不調・内臓の不調などが発生してしまいます。
施術としては軽度のものは経過観察、中等度のものはコルセットなどの装具、重度のものは手術の適応になります。
子どもの側弯は、状態が進行してしまうのがほとんどで、側弯を治したり進行を止める事は難しくなっています。
側弯に対しての腰痛の施術は、対処的な施術になり痛みを緩和する為に行います。
大人になり、側弯が固定されれば姿勢矯正などで歪みを改善していく事も出来ることもありますが、お子様の場合には注意が必要です。
(側弯について、詳しくはこちらのページもご覧ください→側弯の施術について)
その他にも、筋筋膜性腰痛や腰椎関節捻挫、椎間板の炎症などお子様に起こってしまう原因ありますが、以上の原因で気をつけなければならないのが「腰椎分離」です。
腰椎分離はお子様がなりやすく、腰の痛みを発現してしまう原因になりますが、腰椎分離になっても症状が出ないで大人になってからの腰痛を起こしてしまう場合があります。
しっかりと経過を見ていきたい原因です。
お子様の腰痛は、適切に施術をしていけば回復していきます。
お子様が腰痛を訴えている方、腰痛に悩まされている方は、一度、入間市しかくら整骨院にご相談下さい!